ストレス社会とも呼ばれる現代社会では、パワハラやセクハラなど日々多くの問題が起こっていますね。
毎日たくさんのストレス抱えながらも、我慢しながら出勤しているという方が少なくありません。
そこでご紹介したいのが、近年注目を集めている退職代行サービスです。
今回は、
退職代行サービスとは?
依頼や利用者はどんどん増えている!
について、フォーカスしていきます。
退職代行サービスとは?

退職代行サービスとは、簡単に言うと、あなたに代わって退職の意思を会社に伝えてくれるサービスのことです。
必要書類は本人が記入する必要がありますが、会社との連絡はすべて代行してくれるので、会社と一切連絡をとらずに退職することもできますよ。
退職代行サービスの依頼先には、民間の会社と弁護士が請け負う2つのパターンがあります。
大きな違いは、弁護士や弁護士法人以外は退職交渉ができないところです。
そのため、有給休暇の取得や給与の未払いについて交渉したい場合は、弁護士に依頼した方がよいかもしれません。
本来なら退職の手続きは本人が会社と直接やりとりをして行うものですが、会社側に問題がある場合、難しい方もいますよね。
中には、無理をして出勤を続けて、心身に影響が出てしまう方も…。
退職代行サービスは、さまざまな理由から会社を辞めることができずに苦しんでいる方にとっての救世主といえるでしょう。
退職代行サービス依頼や利用者はどんどん増えている!

近年注目を集めている退職代行サービスの依頼や利用者は、2018年頃からどんどん増加しています。
特に、今年の10連休のGW明けは、依頼者が急増しました。
通常は、1ヶ月に250~300件の依頼を請け負っている民間の退職代行サービス会社を例に挙げてみると…
連休明けの依頼数は、1日で通常の3倍以上の30件にのぼったということです。
依頼者は、20代の若者が多く、中でも新卒が大半を占めていたとのこと。
夢や希望をもって入社したものの、理想と違っていたり、度を超えたパワハラやセクハラにあったりしてやる気を失ってしまう方も多いのかもしれません。
若者が多いものの、もちろん30~50代の依頼者も。
退職代行サービスを利用しての退職に不安を覚える方もいるかもしれませんが、何の問題もなく辞めることができる方が多いですよ。
そもそも、民法では退職の2週間前に退職届を提出することで、会社の意思に関係なく退職が成立することになっているんです。
退職代行サービスが話題になり利用者も増えているということは、昨今労働者が減っていく一方で、理不尽な会社も増えているのかもしれませんね。
まとめとして
退職代行サービスは、さまざまな事情で退職の意思を伝えるのが難しい方にとって心強い味方になってくれるでしょう。
無理をして出勤し続けて、体調を崩してしまっては元も子もありません。
自分で言えずに悩んでいる方は、近年利用者も増えている退職代行サービスを検討してみるのも一つの方法です。
退職代行サービスを利用してプロの力を借りることで、きっと心身共に健康な状態で、早く次のステップに進めるはずですよ。