さまざまな事情で辞めたいけどなかなか辞められない方の代わりに退職成功のサポートをしてくれる退職代行。
近年市場を拡大中で、利用者も急増しています。
そんな退職代行サービスは、契約期間という縛りのある派遣社員も利用することができるのか気になりますよね。
今回は、
【派遣社員が退職代行を利用できる?契約期間中での注意点をチェック!】
についてフォーカスしていきます。
派遣社員が退職代行を利用できる?

結論からいうと、契約期間に縛りがある派遣社員でも退職代行を利用することができます。
ただ、すべての退職代行会社が派遣社員に対応しているかというとそうではありません。
対応可能な退職代行会社とそうでない会社があるので、依頼先を探すときは注意が必要です。
基本的には会社のHPに詳しい情報が記載されているはずですが、わからないときはメールや電話で確認してみましょう。
相談や問い合わせは無料なので、ほかにも聞きたいことがあれば事前にいろいろ聞いておくとよいですね。
また、派遣社員は有期雇用契約となり契約期間内の場合、契約期間が長期ですでに1年以上勤務している場合を除いて基本的に退職することはできません。
ただし、転居や病気、ハラスメントや労働条件の相違などのやむを得ない理由があれば契約期間中でも辞めることが可能です。
ですが、ブラック企業などの場合、やむを得ない理由があったとしても本人の力だけで実際に辞めるのは困難な場合が多いでしょう。
退職代行ならさまざまな経験やノウハウがあるので、待っているだけで退職成功へ上手に導いてくれるはずです。
派遣社員の契約期間中での注意点をチェック!

派遣社員が契約期間中に退職代行を利用する場合の注意点は次の4つです。
雇用形態の確認
前の見出しでもお伝えしたように、派遣社員にも対応可能か事前に確認しておきましょう。
その際は、雇用形態の詳細(勤務期間や契約期間など)を伝えると話がスムーズかもしれません。
中には、派遣社員対応でも1年以上勤務しておりすぐに辞められる状況である場合のみ対応の会社もあるので、詳細確認はマストです。
料金体系の確認
料金体系は退職代行によってさまざまで、一律の場合と雇用形態で分かれている場合があります。
派遣社員は契約の縛りがあるためか、正社員より高い料金設定の会社も…。
そのため、派遣社員の場合は一律で料金設定をしている会社がおすすめです。
退職連絡の経路を理解しておく
派遣社員の場合、勤務先との間に派遣会社がいますよね。
そもそも契約は、実際の勤務先とではなく派遣会社と結んでいます。
そのため、連絡経路としては退職代行→派遣会社→勤務先となりますよ。
派遣会社に連絡がいかないようにしてほしいという希望のある方もいるかもしれませんが、契約しているのが派遣会社なのでそれは難しいでしょう。
有休が付与されているか確認
派遣社員も半年以上勤務(出勤率8割以上)していれば、有休が付与されます。
有休がある場合は取得できる可能性が高いので、事前に退職代行に伝えておきましょう。
まとめとして
派遣社員は契約期間という縛りがあるものの、退職代行を利用することが可能です。
ただし、ご紹介したように注意点がいくつかあるので、事前に確認しておくことが大切ですよ。
契約期間があるからと無理して勤務し、体調を崩してしまっては大変です。
退職のプロに依頼して、早めに現状から脱却できるとよいですね。